全市町村深掘りガイドブック『るるぶ まちといろ神奈川』に執筆

株式会社JTBパブリッシング発行、神奈川県全ての市町村のおでかけ情報をガイドする『るるぶ まちといろ神奈川』が、3月14日に発売となりました。

このなかで、横浜市鶴見区全6ページの記事を執筆しました。

毎日暮らす馴染んだ街をご紹介でき光栄でした。と同時に、知っているつもりで知らないことが多くて、改めて勉強しなおす良い機会になりました。

いま、本屋さんで平積みになっておりますので、ぜひ手にとってご覧ください。なお電子書籍もでています。

まちかどライター講座のナビゲーターを務めました

関内イノベーションイニシアティブ株式会社様が1月から2月にかけて実施した「まちかどライター講座」の企画運営に関わりました。

「まちかどライター講座」はあたらしい価値を生み出している方々と一緒にこれからの時代に大切になってくるエッセンスを学ぶためのスクール「mass×mass college」の一環の講座です。

まちの魅力をを伝えるプロになるために、編集やライティングのプロをお招きして学ぶ、初級から中級者むけの全5回の講座です。

講座当日はナビゲーターをつとめました。

レポートはこちらをご覧ください。

受講生が前のめりで講座を受けてくださったこと、熱心に課題に取り組んで面白い記事を書いてくださったことが何よりも喜びでした。
この講座は今後も続いていくとのことで、引き続き関わっていきたいと思います。

Family Life Labで外国人向け情報提供をしています

1年ほど前より(株)キズナエステート様が運営する「Family Life Lab〜Life information in Yokohama〜」にて記事の執筆を担当しています。

横浜在住の外国人やその家族がより住みやすくなるように生活情報を提供しているサイトです。

日本食からイベントやおでかけ情報に至るまで、飽きないように多岐にわたる情報を執筆し掲載しています。

外国人が日本で暮らすにあたり日本語という言葉が大きな壁になります。英語でローカルな地域情報の発信をつづけていくことで、どこかで困っている方の役にたてていたら嬉しいです。

・「Family Life Lab」

https://family-life-lab.com

ふくわらいのロゴをリニューアルしました

弊社、合同会社ふくわらいのロゴをリニューアルしました。

文字と口を組み合わせて、「ふくわらい」が笑っているようなデザインになっています。いろいろな地域の方々とのつながりを丸で表現しています。

このデザインは、インスタグラムで出会ったデザイナー、Masatoさんにお願いしました。意図を汲み期待以上のデザインを出していただきまして、とても気に入っています。

これまでは自作のロゴを使っていましたが、今回プロにお願いし、パワーが加わって、より力強く笑顔で進んでいけそうです。

いろんな点をつなぎ、

新鮮な視点でつむいで、

まちでの暮らしを面白くしていきたい!

新しいロゴとともによろしくお願いします。

鶴見コンシェルジュ養成講座に登壇しました

1月7日、鶴見コンシェルジュ養成講座第8回の講師として、
「未来の商店街と私たちの暮らし 実践から考えたこと」と題してお話しさせていただきました。

鶴見コンシェルジュ養成講座は、鶴見の観光振興を担う人材の育成を目指し、鶴見区文化協会、鶴見みどころガイドの会、鶴見歴史の会、および横浜商科大学、鶴見区役所が連携して実施する公開講座です。

今回、私は、90分間の持ち時間の中で前半は具体的な活動を、後半はデータからみる課題感と、視察先の事例をご紹介し商店街の新しい潮流をお話ししました。

かつて、商店街や地域の個人商店は、買い物の場であり、同時に地域の顔のみえるコミニケーションの場でした。

しかし、現在はオンラインショップの台頭、コンビニの充実などで、どんどん商店街は消滅し、そういった街のなかでFace to Faceの関係性を紡ぐ機会が減っています。

ですので、どう商店街を復活させるか、という限定的な問いではなく、便利で合理性な流通がはりめぐらされた社会で、どう地域での人間の暮らしをつくるのか、「商店街的」な人間同士の関係性をどう作っていくのか、という問いが重要になります。

それが、「未来の商店街」のあり方につながってきます。
今後も実践しながらこの問いを考え続けていきます。

最後にお声掛けくださった横浜商科大学の佐々先生に御礼を申し上げます。

社史の制作に関わりました

 関内イノベーションイニシアティブ株式会社様(以下Kii)が発行する冊子『あゆみ 創業からこれまでと、これから。』の制作チームに企画・編集・ライティングで参加させていただきました。

 この冊子はKiiの代表取締役が交代する節目にあたって発行され、2010年の創業から14年間の取組を総括し16ページの冊子にまとめたものです。

 横浜のコワーキングスペースの先駆けであり、長年社会起業家の支援をされてきたKii。毎年、数多くのイベントや講座を同時に手がけ、常に時代の先を見据えてテーマを変えながら、取組を続けてこられました。それにより多くの人材が輩出され、まちの「エコシステム」が形成されています。

 この冊子では5ページをインタビューページにあて、Kiiにつながる「人」の魅力をたっぷりご紹介しています。 

・関内イノベーションイニシアティブとは:https://kii-net.jp/about/

・冊子『あゆみ 創業からこれまでと、これから』:https://kii-net.jp/info/ayumi20240826/

商店街の魅力を伝える冊子の制作に関わりました

 関内イノベーションイニシアティブ株式会社(以下Kii)様が発行した冊子『進化するハマの商店街』に関わりました。作成にあたっては、主に各商店街の記事の執筆と全体の編集に関わりました。

 本冊子はコロナ禍で商店街が直面している課題や、商店街が行う新たな消費活動などについて考える「ニューノーマル社会における商店街活性化促進プロジェクト」(横浜市経済局事業)の一環で発行されたものです。商店街が直面している課題や魅力ある商店街づくり、持続的な商店街活動など、ニューノーマル社会における商店街の在り方を検討してきましたので、そこで視察した先駆的な事例やプロジェクトに参加して変化をまとめたのが本冊子です。

 商店街に関わる方々は個性的な方が多く、才気あふれるユニークな方々への取材は非常に面白いものでした。この事例集は商店街でこれから何かやりたいと思う方々に参考になれば幸いです。

・関内イノベーションイニシアティブとは:https://kii-net.jp/about/

・冊子『進化するハマの商店街』:https://massmass.jp/project/shotengai_2024-04-08/

7年間続けてきたマルシェに幕を閉じました

 2024年12月7日をもって、鶴見区レアールつくの商店街の軒先で行ってきたマルシェが終了しました。これまでの歩みのなかで一定の役割を果たせたと判断し、一区切りをつけることになりました。

 2017年から始まったこのマルシェは、地域の人々の居場所づくりと商店街への新たな客層の呼び込みを目的に始まりました。当初の3年間は、鶴見区の友好交流都市である福島県棚倉町のPRという目的をもち、「たなぐらマルシェ」として棚倉町の特産品販売を主に行ってきました。

 2020年からは「つくのつくるのマルシェ」として、地域のハンドメイド作家等が一緒に出店。コロナ下でも賑わう地元密着型のイベントになりました。さらに、2023年からは周囲の店も一緒にめぐるスタンプラリーを開始し、「つくまる」という愛称で親しまれました。

 この7年の取組を通し、マルシェを通した人の「ゆるやかなつながり」が発生し、地域の個人商店や人材を浮き彫りすることができました。このネットワークは今後も、地域の社会関係資本として機能していくことでしょう。

 7年間の実施を支えてくださった「お福さんず」・「つくまる実行委員会」のメンバー、つくの商店街の会長・会員・事務局の皆さま、出店者及びにご来場者の皆様に心から感謝を申し上げます。

福島県棚倉町の物産販売とPRをお手伝いしました

 今年も福島県棚倉町の特産品の首都圏での販売をお手伝いさせていただきました。今年で7年目です。
 友好交流都市である横浜市鶴見区・埼玉県川越市のイベント会場や、日本橋にあるアンテナショップ・ふくしま館Midetteでの物産販売にて、商品の選定・仕入れ・販売までを担いました。当日は役場の方々とともに現場に立ちました。各現場の客層や季節にあった仕入れを心がけ、街の魅力・生産者の魅力がお客様に伝わるように会場づくりをしました。


・福島県棚倉町について:https://www.town.tanagura.fukushima.jp

【後編】大学生がインターン卒業! 大学生が感じた商店街の魅力とは?

インターンとして半年関わってもらった大学生の濱田龍哉君。卒業するにあたり感想を寄せてもらいました。

商店街でのイベント「つくまる」に一緒に関わってもらった経緯はこちらに掲載しています。

今回は後半!後半は商店街についてどう見えているのか、聞いてみました。

Q.商店街についてどう感じましたか? 

    私の目線から見える商店街の良い点は、「温かさ」です。

現代に生きる人々、特に都会で過ごす人たちは、現代社会にどこか冷たさを感じているのではないかと私は考えています。この冷たさは、人との関係性が希薄になっているということです。

一昔前には、隣近所に住んでいる人との挨拶は当然のことながら、調味料の貸し借りまであったと聞きます。さらに、家路に向かう最中にふらっと立ち寄った商店街で、お店の方々や店先のお客さんたちとの会話に花が咲き、気づいたら数時間も商店街を散策してしまっていたこともあるという話も耳にしたことがあります。

このような出来事は、現代に生きる私にはどこか昔話のようにも聞こえます。

当然ことながら、スマホのような最先端技術があることにより私たちの生活水準は格段に上がりました。それと同時に科学技術の発展と共に衰退の一途をたどっているものもあると感じています。それが、人の「温かさ」です。

スマホがあることにより日本のどこにいても、ましてや、世界中のどこにいたとしてもインターネットを介して誰かと繋がることは可能です。しかし、人の「温かさ」というものは、相手と顔を合わせて目を見ながら話すことにより、相手の表情や口調などから伝わってくるものです。 

今の世の中で生活していて、この「温かさ」を感じる機会はありません。

ですが、つくの商店街にはこの「温かさ」で溢れていると私は感じます。もしかしたら、それは昔懐かしい建物から感じるものかもしれません。

しかし、私は、建物だけではなく、この商店街で生活している人たちから「温かさ」を感じました。

日用品や食料品を買いに来ているだけなのに、いつの間にか近所にできた新しいおいしいご飯屋さんの話をしていたり、さっと通りがかったつもりが、気づいたらそこにいたお客さんたちに子育ての悩みを打ち明けていたりする。

このようなどこか懐かしく、現代を生きる私たちが忘れかけている人の「温かさ」を頭ではなく「心」で受け取ることができる点が、つくの商店街の良さだと私は感じました。

いやあー、商店街関係者の皆さん、嬉しい言葉をいただきました!

「商店街は温かさを心で受け取ることができる場所」。。。素敵な言葉ですね!!

商店街で意図せず人と人との会話が生まれている様子、スマホで要件を済ませるのではなく、対面で生まれる一見無駄なことが、「温かい」という印象になるのですね。

商店街はしょせん、ノスタルジーではないかと思うときもあるのですが、人とのつながりや雑談のできる温かさという価値は、二周りもちがう大学生も感じるのだなと、ほっとしました。

私たちも、地域での活動を持続させていくには、これからの若い世代の人たちとの接点を増やし、活動を次世代につなげていくことが不可欠だと感じています。必ずしも問題意識は同じではないかもしれませんが、次の世代にバトンを渡していく意識をより強く持ちたいです。



 なお「つくまる」は次回は10月7日(土)を予定しています