社史の制作に関わりました

 関内イノベーションイニシアティブ株式会社様(以下Kii)が発行する冊子『あゆみ 創業からこれまでと、これから。』の制作チームに企画・編集・ライティングで参加させていただきました。

 この冊子はKiiの代表取締役が交代する節目にあたって発行され、2010年の創業から14年間の取組を総括し16ページの冊子にまとめたものです。

 横浜のコワーキングスペースの先駆けであり、長年社会起業家の支援をされてきたKii。毎年、数多くのイベントや講座を同時に手がけ、常に時代の先を見据えてテーマを変えながら、取組を続けてこられました。それにより多くの人材が輩出され、まちの「エコシステム」が形成されています。

 この冊子では5ページをインタビューページにあて、Kiiにつながる「人」の魅力をたっぷりご紹介しています。 

・関内イノベーションイニシアティブとは:https://kii-net.jp/about/

・冊子『あゆみ 創業からこれまでと、これから』:https://kii-net.jp/info/ayumi20240826/

商店街の魅力を伝える冊子の制作に関わりました

 関内イノベーションイニシアティブ株式会社(以下Kii)様が発行した冊子『進化するハマの商店街』に関わりました。作成にあたっては、主に各商店街の記事の執筆と全体の編集に関わりました。

 本冊子はコロナ禍で商店街が直面している課題や、商店街が行う新たな消費活動などについて考える「ニューノーマル社会における商店街活性化促進プロジェクト」(横浜市経済局事業)の一環で発行されたものです。商店街が直面している課題や魅力ある商店街づくり、持続的な商店街活動など、ニューノーマル社会における商店街の在り方を検討してきましたので、そこで視察した先駆的な事例やプロジェクトに参加して変化をまとめたのが本冊子です。

 商店街に関わる方々は個性的な方が多く、才気あふれるユニークな方々への取材は非常に面白いものでした。この事例集は商店街でこれから何かやりたいと思う方々に参考になれば幸いです。

・関内イノベーションイニシアティブとは:https://kii-net.jp/about/

・冊子『進化するハマの商店街』:https://massmass.jp/project/shotengai_2024-04-08/

7年間続けてきたマルシェに幕を閉じました

 2024年12月7日をもって、鶴見区レアールつくの商店街の軒先で行ってきたマルシェが終了しました。これまでの歩みのなかで一定の役割を果たせたと判断し、一区切りをつけることになりました。

 2017年から始まったこのマルシェは、地域の人々の居場所づくりと商店街への新たな客層の呼び込みを目的に始まりました。当初の3年間は、鶴見区の友好交流都市である福島県棚倉町のPRという目的をもち、「たなぐらマルシェ」として棚倉町の特産品販売を主に行ってきました。

 2020年からは「つくのつくるのマルシェ」として、地域のハンドメイド作家等が一緒に出店。コロナ下でも賑わう地元密着型のイベントになりました。さらに、2023年からは周囲の店も一緒にめぐるスタンプラリーを開始し、「つくまる」という愛称で親しまれました。

 この7年の取組を通し、マルシェを通した人の「ゆるやかなつながり」が発生し、地域の個人商店や人材を浮き彫りすることができました。このネットワークは今後も、地域の社会関係資本として機能していくことでしょう。

 7年間の実施を支えてくださった「お福さんず」・「つくまる実行委員会」のメンバー、つくの商店街の会長・会員・事務局の皆さま、出店者及びにご来場者の皆様に心から感謝を申し上げます。

福島県棚倉町の物産販売とPRをお手伝いしました

 今年も福島県棚倉町の特産品の首都圏での販売をお手伝いさせていただきました。今年で7年目です。
 友好交流都市である横浜市鶴見区・埼玉県川越市のイベント会場や、日本橋にあるアンテナショップ・ふくしま館Midetteでの物産販売にて、商品の選定・仕入れ・販売までを担いました。当日は役場の方々とともに現場に立ちました。各現場の客層や季節にあった仕入れを心がけ、街の魅力・生産者の魅力がお客様に伝わるように会場づくりをしました。


・福島県棚倉町について:https://www.town.tanagura.fukushima.jp

【後編】大学生がインターン卒業! 大学生が感じた商店街の魅力とは?

インターンとして半年関わってもらった大学生の濱田龍哉君。卒業するにあたり感想を寄せてもらいました。

商店街でのイベント「つくまる」に一緒に関わってもらった経緯はこちらに掲載しています。

今回は後半!後半は商店街についてどう見えているのか、聞いてみました。

Q.商店街についてどう感じましたか? 

    私の目線から見える商店街の良い点は、「温かさ」です。

現代に生きる人々、特に都会で過ごす人たちは、現代社会にどこか冷たさを感じているのではないかと私は考えています。この冷たさは、人との関係性が希薄になっているということです。

一昔前には、隣近所に住んでいる人との挨拶は当然のことながら、調味料の貸し借りまであったと聞きます。さらに、家路に向かう最中にふらっと立ち寄った商店街で、お店の方々や店先のお客さんたちとの会話に花が咲き、気づいたら数時間も商店街を散策してしまっていたこともあるという話も耳にしたことがあります。

このような出来事は、現代に生きる私にはどこか昔話のようにも聞こえます。

当然ことながら、スマホのような最先端技術があることにより私たちの生活水準は格段に上がりました。それと同時に科学技術の発展と共に衰退の一途をたどっているものもあると感じています。それが、人の「温かさ」です。

スマホがあることにより日本のどこにいても、ましてや、世界中のどこにいたとしてもインターネットを介して誰かと繋がることは可能です。しかし、人の「温かさ」というものは、相手と顔を合わせて目を見ながら話すことにより、相手の表情や口調などから伝わってくるものです。 

今の世の中で生活していて、この「温かさ」を感じる機会はありません。

ですが、つくの商店街にはこの「温かさ」で溢れていると私は感じます。もしかしたら、それは昔懐かしい建物から感じるものかもしれません。

しかし、私は、建物だけではなく、この商店街で生活している人たちから「温かさ」を感じました。

日用品や食料品を買いに来ているだけなのに、いつの間にか近所にできた新しいおいしいご飯屋さんの話をしていたり、さっと通りがかったつもりが、気づいたらそこにいたお客さんたちに子育ての悩みを打ち明けていたりする。

このようなどこか懐かしく、現代を生きる私たちが忘れかけている人の「温かさ」を頭ではなく「心」で受け取ることができる点が、つくの商店街の良さだと私は感じました。

いやあー、商店街関係者の皆さん、嬉しい言葉をいただきました!

「商店街は温かさを心で受け取ることができる場所」。。。素敵な言葉ですね!!

商店街で意図せず人と人との会話が生まれている様子、スマホで要件を済ませるのではなく、対面で生まれる一見無駄なことが、「温かい」という印象になるのですね。

商店街はしょせん、ノスタルジーではないかと思うときもあるのですが、人とのつながりや雑談のできる温かさという価値は、二周りもちがう大学生も感じるのだなと、ほっとしました。

私たちも、地域での活動を持続させていくには、これからの若い世代の人たちとの接点を増やし、活動を次世代につなげていくことが不可欠だと感じています。必ずしも問題意識は同じではないかもしれませんが、次の世代にバトンを渡していく意識をより強く持ちたいです。



 なお「つくまる」は次回は10月7日(土)を予定しています

【前編】大学生がインターン卒業!大学生が気づいた「人との繋がり」

昨年の秋から弊社のインターンとして入ってくれた大学生。大学で心理学を学ぶ濱田龍哉君です。

親ほどの年齢のおばさん・おじさん達に混じって、主に商店街で行っているイベント「つくまる」に関わってもらいました。

つくまるは弊社がレアールつくの商店街で行っているスタンプラリーとマルシェのイベントです。くしくも、つくのつくるのマルシェ から「つくまる」へリニューアルする時期。リニューアルにあたって、デザイナーとの打ち合わせに同席したり、マルシェ出店者とのワークショップの司会をしたり、と大事な局面で活躍してもらいました。物おじせず、自分の意見をいう彼は大人びて感じました。

左が濱田龍哉君。



8ヶ月ほど経て、次の進路にむけてインターンを卒業することになりました。卒業をきっかけに、これまでの活動をふりかえってもらいました。

まちづくりや商店街に関わるのは始めての彼に、活動はどういうふうに映ったのか。何を感じ取ったのか。

許可をえて、全文を公開します!

①インターンとして関わった感想

 インターンシップとして「つくまる」というイベントに運営スタッフとして携わることでひとりの「大人」として一歩成長できたのではないか、感じています。
 このインターンシップに参加させてもらうまでは、同年代の人たちと他愛もない話をするだけのありふれた日常を過ごしていました。

 しかし、つくまるスタッフの一員になってからは、そんな何の変哲もない平坦な道のりが一変しました。様々なバックグラウンドを持ち、多種多様な志と想いを胸にイベントに参加している方々と直接お話させていただくという機会が私の日常に彩りを与えてくれました。

 つくまるには、自分の作っているお菓子を通じてお客様に笑顔を届けたいと数日前から仕込み作業に没頭している方や、自分がイベントに参加することによって少しでも多くの人に生産者の方々のことを知ってもらい、生産者の方々に還元したいという想いを抱きながら参加している方など、「人」と「人」との「繋がり」を大事にする方がとても多くいらっしゃいました。

 私は、この「繋がり」がイベントの醍醐味であり、存在意義なのではないか、と考えました。 
 
 イベントにマルシェ出店者として参加すればお客さんとの「繋がり」だけではなく、出店者さん同士においても「繋がり」が生まれることがあります。この「繋がり」によって、新たなイベントへの参加や売上向上に繋がったという話もありました。

 インターンシップに参加するまでの私は、人との繋がりの重要性に気づけていませんでした。振り返ってみるとこのインターンシップへの参加も人との「繋がり」から生まれています。
 
 「繋がり」は当たり前に生じるものではなく、人の想いから生じる尊く意義深いものだとインターンシップを通して痛感しました。

 なるほど〜、人との繋がりが大事だという気づきがあったのですね!

 確かに、地域でのマルシェは、人とのつながりを深める場であると同時に、出店という形で新たな人とのつながりをつくる場でもあります。

 その人とのつながりは、自分の商売を広げていくための助けになってくれたり、地域で暮らしていくときの助け合える仲になったり、と、いろいろな意味で財産になっていくものだと思います。

 物の売り買いをきっかけにして人との繋がりを生むことを意図していることに気づいてもらえてよかったです。

 では後半に続きます。後半は「商店街」についてどう思ったのか、聞いてみます。

 なお「つくまる」は次回は10月7日(土)を予定しています。