鶴見コンシェルジュ養成講座に登壇しました

1月7日、鶴見コンシェルジュ養成講座第8回の講師として、
「未来の商店街と私たちの暮らし 実践から考えたこと」と題してお話しさせていただきました。

鶴見コンシェルジュ養成講座は、鶴見の観光振興を担う人材の育成を目指し、鶴見区文化協会、鶴見みどころガイドの会、鶴見歴史の会、および横浜商科大学、鶴見区役所が連携して実施する公開講座です。

今回、私は、90分間の持ち時間の中で前半は具体的な活動を、後半はデータからみる課題感と、視察先の事例をご紹介し商店街の新しい潮流をお話ししました。

かつて、商店街や地域の個人商店は、買い物の場であり、同時に地域の顔のみえるコミニケーションの場でした。

しかし、現在はオンラインショップの台頭、コンビニの充実などで、どんどん商店街は消滅し、そういった街のなかでFace to Faceの関係性を紡ぐ機会が減っています。

ですので、どう商店街を復活させるか、という限定的な問いではなく、便利で合理性な流通がはりめぐらされた社会で、どう地域での人間の暮らしをつくるのか、「商店街的」な人間同士の関係性をどう作っていくのか、という問いが重要になります。

それが、「未来の商店街」のあり方につながってきます。
今後も実践しながらこの問いを考え続けていきます。

最後にお声掛けくださった横浜商科大学の佐々先生に御礼を申し上げます。