2024年12月7日をもって、鶴見区レアールつくの商店街の軒先で行ってきたマルシェが終了しました。これまでの歩みのなかで一定の役割を果たせたと判断し、一区切りをつけることになりました。
2017年から始まったこのマルシェは、地域の人々の居場所づくりと商店街への新たな客層の呼び込みを目的に始まりました。当初の3年間は、鶴見区の友好交流都市である福島県棚倉町のPRという目的をもち、「たなぐらマルシェ」として棚倉町の特産品販売を主に行ってきました。
2020年からは「つくのつくるのマルシェ」として、地域のハンドメイド作家等が一緒に出店。コロナ下でも賑わう地元密着型のイベントになりました。さらに、2023年からは周囲の店も一緒にめぐるスタンプラリーを開始し、「つくまる」という愛称で親しまれました。
この7年の取組を通し、マルシェを通した人の「ゆるやかなつながり」が発生し、地域の個人商店や人材を浮き彫りすることができました。このネットワークは今後も、地域の社会関係資本として機能していくことでしょう。
7年間の実施を支えてくださった「お福さんず」・「つくまる実行委員会」のメンバー、つくの商店街の会長・会員・事務局の皆さま、出店者及びにご来場者の皆様に心から感謝を申し上げます。